元魔王の少女アーザ十四世と、大家の息子ヨシツネが安アパートで同居する日常系コメディです。舞台は、魔族の大魔王や親族、地球側の住人が入り混じる現代日本のボロアパートとその周辺で、家賃の取り立てを軸に騒動が起こります。物語は、魔王の素性や魔族社会、地上との関係を背景にしつつ、同居生活の小競り合い、来客、外出、家計や住居の事情へ広がっていきます。途中では魔王の親族、故郷、地球外勢力、時間移動に関わる出来事も扱われ、アパートを起点にスケールが変化します。最終巻では住居の取り壊しをめぐる立ち退き問題が中心になります。シリーズ全体としては、生活費と魔族事情が交差する場面を積み重ねる構成です。続編・外伝の区分はなく、本編7巻でまとまっています。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 会話の勢いだけで押し切る脱力系のノリが強い。
- くだらなさを徹底したネタ回しが読みどころになっている。
- 章題やあとがきまで含めた仕掛けが遊び心として受け取られている。
- ロングパス気味の伏線やメタっぽい構成が好きな人には刺さりやすい。
- 何も考えずに短時間で読める軽さが評価されている。
こんな人におすすめ
- 深いテーマよりも気楽な笑いを求める人。
- ハイテンションなギャグやパロディが好きな人。
- 伏線回収の妙やメタ構造をニヤニヤ楽しみたい人。
- ラノベを頭を空っぽにして読みたい人。
- 多少雑でも勢いと愛嬌があれば許せる人。
人を選ぶポイント
- 物語の厚みや重い読み応えはかなり薄め。
- 露骨な下ネタやパンツ系のネタが多い。
- 作品全体のノリが合わないと面白さを感じにくい。
- 似たテンションの繰り返しでマンネリを感じる場面がある。
- きれいな回収や整った展開を期待すると肩透かしになりやすい。
テンポ・読後感
- テンポは速く、会話劇中心でサクサク進。
- 町内騒動くらいの小さなスケールを大げさに転がす軽妙さがある。
- 先の読めないカオス感と、妙に整った計算っぽさが同居している。
- シリアスに寄りそうで、すぐ脱力ギャグへ戻る振れ幅が大きい。
- 読後感は軽く、内容は残りにくいが気分転換には向く。
キャラクターへの評価
- 魔王はオタク気質で、くだらなさを引っ張る中心人物として見られている。
- ヨシツネは巻によっては主人公感が強まり、振り回され役として機能している。
- ミー皇子は可愛い・おいしい存在として好意的に受け取られている。
- 参謀長や将軍など、脇役のアクの強さが作品の面白さを支えている。
- 新キャラや変わり種の人物が場をかき回すことで、毎巻の見どころになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
元魔王(17歳女子)による日常系コメディ
「魔王、出て来い! 今日こそ年貢の納め時だぞ!」 俺はドンドンと扉を叩いた。扉の向こうは“魔王”の棲み家だ。強大な魔力を持ち、杖から放たれる雷は都市を一撃で廃墟に変えるという。かつて、十万余の魔物を従え、たった一ヶ月で地上の六割を制圧したといわれる恐怖の魔王、その名もアーザ十四世……。だが今、俺が『おい魔王』と叩いているその扉は、毒の沼に造られた悪の城砦のものでもなく、モンスターに守護された地下ダンジョンでもない。安アパートの木製の引き戸だ。叩いてる俺も“勇者”じゃない。ただの大家の息子。伝説の鎧ではなく制服を着た高校生。隣の部屋からは『魔王の部屋からヘンな臭いがする』という苦情まで届いている。「開けろ、魔王! 部屋にいるの分かってるんだ! 居留守使ってるんじゃない!」。もと魔王(17歳女子)と大家の息子による日常系貧乏コメディ登場。主人公・高良多ヨシツネは今月こそニート魔王から家賃を徴収できるのか!?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
魔王アーザ中暴れ! 魔賃シリーズ第2弾!
『拝啓。地上はだいたい征服しました――』。 魔王アーザが適当に書いて送った実家へのウソ手紙。だが、それを読んだ魔王の親族から『地上へ視察に行く』との返事がきたから、さあ大変! 地上征服どころか、四畳一間のぼろアパートで家賃も払えないニートライフを送っていることが≪暗黒地平≫にバレてしまったら……。一日でいいから征服されたフリをしてほしいと魔王に懇願されて、しぶしぶ協力してやるヨシツネたちだったが……。人類と魔族、再び戦争に突入か!? 衝撃の展開を見せる『魔賃』シリーズ第2弾! 魔王の親族“????”や、魔王の部屋に巣くう“妖怪リモコン隠し”など、新キャラも続々投入!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
えっシュワちゃんだけでなく魔王も妊娠!?
ある日突然、魔王アーザ十四世のAAカップの胸がBカップ(隙間あり)にサイズアップ! そこで生まれて初めてブラジャーを着けることになるのだが、パンツ丸出しなのは平気なくせに、ブラジャーを着けることには異常なほど恥じらいを見せる魔王。そんな魔王の姿に胸のドキドキが止まらないヨシツネ。「何なんだこの気持ち? 相手は残念魔王なんだぞ!?」。その一方で、トモザキのヤキモチが止まらない。「ヨシツネ、歯ぁ食いしばれ!」。そしてついに、魔王とヨシツネの愛の結晶が……っていろいろ飛ばしすぎだろ! 今回のテーマは種族を超えた愛! 超展開ラブコメで贈る「魔賃」シリーズ第3弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
魔王の田舎へ行き、お見合いを阻止せよ!
≪暗黒地平≫の大魔王陛下から届いた極秘文書。そこには、魔王アーザ十四世のお見合い話が!? 相手は、さる次元を支配している超次元大富豪のボンボン。「マンガやアニメでは、こういう時ジャマしに行くと決まっている」と、マンガ脳の参謀長にそそのかされたヨシツネは、見合いの席をぶっ壊すべく立ち上がる! 参謀長とともに魔王の故郷へと踏み入れたヨシツネ。彼がそこで見たものは、我々人間の想像を遥かに超えた世界だった……いろんな意味で。 大冒険の「魔賃」シリーズ第4弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
アーザ怒りの鉄拳。スペース都知事を倒せ!
アーザ一行が≪暗黒地平≫から戻ると、地球は侵略の魔の手に晒されていた! 東京23区は銀河広域軍事帝国ハーストゥールに占領され、埼玉県もまた地底民族モグラニアンの草の根運動的な侵略が進行していた。――が、特に実害もないので平常運転でニートライフを満喫するアーザ。そこへ、スペース都知事が“二次元美少女の規制”というとんでもない条例を発表! このままでは「二次元美少女という概念が存在しない退屈な世界」になってしまう! かつてないほどの怒りに燃えたアーザはハーストゥールとの全面戦争を宣言するが、スペース都知事はすでに先手を打っていた……。SFしてみる「魔賃」シリーズ第5弾!
富士見書房『エイジプレミアム』でコミカライズ化!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
魔王アーザついに溜まった家賃を払う!?
ヨシツネの父親の会社が倒産してしまった! ヨシツネよりもいち早くそのことを知った魔王アーザ十四世は、さすがにそれは気の毒だと溜まっているアパートの家賃を払うことを決意する。手堅くアルバイトをしてお金を稼ぐ、いわゆる「働く魔王さま」になるため、ファーストフード店で働き始めたアーザだったが……。それと時を同じくして、女子たちが旧体操服ブルマーで通学するという事態が発生。「絶滅したはずのブルマーがなぜ?スパッツはどこへいった?」戸惑いを覚えるヨシツネだったが、そもそもブルマーが絶滅したという事実などなく、新体操着スパッツの存在自体がなくなっていた。これは何かが起きている……。そして、町の公園に一台のタイムマシーンが不時着する――。
コミックス『魔王が家賃を払ってくれない(漫)』(富士見書房)も絶賛発売中の「魔賃」シリーズ第6巻が登場!
今度はブルマーだ!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
さらばボロアパート! 魔王対ヨシツネ祖母!
「家賃、もう取り立てなくていいから」
――ヨシツネの祖母の口から出た思いもよらない言葉。アパートの老朽化もさることながら、鴨ヶ谷市による道路拡張工事に伴い、『ニューゴージャス高良多』の取り壊しが決まったのだ。この立ち退きに断固反対したのは、悪質店子の魔王アーザ十四世(行く当てがないから)。魔族を集めて戦うことを決意するのだが、相手がヨシツネの祖母だと知った部下たちはみんな逃げてしまった! 「アパートが取り壊しになったら、反対運動に参加しなかった者の家に厄介になるである」。アーザのこの一声で魔族軍は再度集結! 結束を新たに、ヨシツネの祖母という最強の敵に立ち向かうことになるのだが……。
たくさんの思い出が詰まった愛すべきボロアパート『ゴージャス高良多』。この場所を舞台に繰り広げられてきたアーザとヨシツネの名珍場面の数々が走馬灯のように……えっ? これってやっぱり最終巻!?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 2 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 2 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3
