教会で聖女候補として巫女勤めをしていたアイリスが、自分の将来が教会の都合で決められていたと知り、逃亡するところから始まる西洋風ファンタジー。道中で治癒の力を見せた相手は爵位持ちの騎士ジュオルノで、彼の屋敷に身を寄せながら、聖女選定の儀、廃棄巫女としての扱い、妾として売られるはずだった事情に向き合っていく。物語は、教会の制度に縛られた巫女の立場と、騎士の保護下で築かれる関係を軸に進み、聖女と女神をめぐる秘密にも踏み込む。上下巻を通して、逃亡直後の接触から屋敷での生活、聖女選定を前にした事件までがつながって描かれる。また、アイリスが持つ巫女の力がどこまで教会の規範に関わるのか、男爵や教会側の思惑がどう絡むのかが、シリーズ全体の推進力になる。番外編も含めて、日常の落ち着きと差し迫る出来事が交互に置かれ、二人の距離と教会の事情が並行して整理される。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 孤児院育ちで虐げられてきたヒロインが、自分の力で居場所をつかんでいく王道感が強い。
- 騎士ヒーローの溺愛がわかりやすく、花びらが舞うような甘い演出が印象に残る。
- じれじれから甘々へ進む恋愛の流れが読みやすく、ニマニマしやすい。
- 上下巻で続きがすぐ読める構成が、勢いよく読み進めたい人に合う。
- 脇役のその後や短編も入り、世界の広がりを楽しめる。
こんな人におすすめ
- シンデレラストーリーや溺愛ものが好きな人。
- じれじれ恋愛から甘い展開に入るラブファンタジーを求める人。
- ピュアで自己肯定感ひかえめなヒロインに感情移入したい人。
- 騎士ヒーローのかっこよさと可愛さの両方を味わいたい人。
- 上下巻をまとめて一気に読みたい人。
人を選ぶポイント
- 女神まわりの展開はかなり苛烈で、怖さや重さがある。
- ざまぁ要素が強めで、読後感がややきつく感じられる部分がある。
- 神殿や聖女制度の仕組みに不穏さがあり、甘さ一辺倒ではない。
- 物語の区切りが気になる位置で終わるため、続巻前提で読むと安心。
- 特典SSや付録の収まり方に不満を持つ読者もいる。
テンポ・読後感
- 出会いから距離が縮まるまでの流れはゆっくりめで、じれじれ感がある。
- 恋愛面は甘くやわらかい空気が続き、読後感は基本的に温かい。
- 一方で事件や追跡、報復の場面はハラハラ感が強い。
- 全体としては王道の安心感がありつつ、要所で不穏さが差し込まれる。
- 上下巻でテンポよく読めるが、感情面の振れ幅は大きい。
キャラクターへの評価
- ヒロインはピュアで健気、でも逃げる強かさもあって好感を持たれやすい。
- 自覚が薄く、聖女としての立場に戸惑う姿が印象的。
- ヒーローは美麗で優しく、詰め寄り方まで魅力として受け取られている。
- ヒーロー周辺の人物も親切で、にぎやかさや安心感がある。
- 女神は怖い存在として強く印象に残り、物語の緊張感を支えている。
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主婦と生活社 8月新刊コミック・原作ラノベフェア BOOK☆WALKER
巻一覧
この巻のあらすじ
聖女候補として教会で巫女勤めするアイリスはある日、自分が聖女選定の儀式が終わり次第、廃棄巫女の烙印を押されて成り上がりの男爵に妾として売り飛ばされる予定であることを知る。 「どうせ自分は聖女に選ばれないし」と教会を逃げ出したアイリスは、道中の馬車で具合の悪そうな青年を見つけ、うっかり巫女の力で彼を治してしまう。ところが助けた青年は爵位持ちの騎士様で、教会を逃げ出して来たことがバレてしまい……! 甘くて美しい「小説家になろう」の人気作、書き下ろし満載で登場!
この巻のあらすじ
逃亡中の巫女・アイリスは、思いがけずお世話になることになった騎士・ジュオルノのお屋敷で、落ち着いた生活を手に入れつつあった。 聖女選定の儀を目前に控え、これさえ終わればもう本当に自由になれると思っていた矢先、アイリスは誘拐されてしまう。待っていたのは、かつて彼女を妾にしようとしていた男爵で──。 聖女をめぐる争いに決着がつく「廃棄巫女編・後半」、聖女と女神の秘密に迫る「白き巫女編」他、書き下ろし番外編を加えて描く、アイリスとジュオルノのとびきり甘い恋の行方は?
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