幕末の日本を舞台に、欧米諸国を吸血鬼として置き換えた架空史を描くシリーズ。元新選組隊士の柾隼人は、仲間の裏切りで命を落としかけたところを、記憶を失った吸血種の少女・柩に救われ、彼女の眷属となる。隼人は復讐を目指し、柩は自分の素性を探しながら、開国を迫る列強や倒幕の動き、沖田総司や勝海舟、ジョン・万次郎らが交錯する幕末の政変に巻き込まれていく。血を媒介にした異能“墓碑銘(エピタフ)”が各人物の行動を左右し、江戸、東海道、箱根へと舞台を広げながら、忠義と血脈、身分と立場の衝突が積み重なる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 幕末×吸血鬼×異能バトルの組み合わせが強く、歴史伝奇としての独自色が際立つ。
- 剣戟シーンの迫力が高く、手に汗握る戦闘や厨二心をくすぐる見せ場が多い。
- 実在の歴史上の人物が物語に絡み、架空歴史としての面白さと時代感が両立している。
- 完結巻まで含めて密度が高く、伏線や因縁が収束していく構成が読み応えにつながっている。
- 隼人と柩、沖田総司を中心にキャラの熱量が高く、余韻の残る読後感がある。
こんな人におすすめ
- 幕末や新選組を題材にした伝奇・歴史アクションが好きな人。
- 吸血鬼や異能バトル、血と剣の濃い世界観を求める人。
- 王道寄りの熱い展開や、厨二感のあるバトルを楽しみたい人。
- 実在人物の再解釈や架空歴史のアレンジに惹かれる人。
- シリーズを通して完結まで一気に読みたい人。
人を選ぶポイント
- 設定や勢力図がやや込み入っていて、展開を追うのに整理が必要。
- 巻によってはページ数や掘り下げが物足りないと感じやすい。
- 物語の進み方が急ぎ足に見える箇所があり、密度の割に余白は少なめ。
- 幕末要素や歴史改変の解釈は好みが分かれやすい。
- 作品全体の雰囲気は熱いが、エロス面は期待ほど強くないと受け取られている。
テンポ・読後感
- 文章は比較的キビキビしていて、戦闘や対決が連続するためテンポは速い。
- 中盤以降は複数視点や二つの時間軸が絡み、緊張感と混沌が増していく。
- 剣戟の勢いが強く、読み味は重厚というより熱量重視。
- 完結巻は密度が高く、駆け抜けるような勢いのまま収束する。
- 余韻は残るが、全体としては切れ味のあるアクション寄りの手触り。
キャラクターへの評価
- 隼人は侍としての矜持や成長が見え、主人公としての芯の強さが評価されている。
- 柩は可憐で守りたくなる存在として受け止められ、記憶喪失ゆえの謎も印象に残っている。
- 沖田総司は主人公以上に目立つ場面が多く、剣の天才として強烈な存在感がある。
- 澪は物語の感情面を支える重要人物として、切なさや余韻を強めている。
- 勝海舟、ジョン万次郎、龍馬などの登場人物が、物語に花を添える役割を果たしている。
巻一覧
この巻のあらすじ
幕末。日本に開国を迫ったのは吸血鬼だった。
1853年。日本は“吸血鬼”が支配する欧米諸国によって開国を迫られ、激動の時代を迎えていた――。元・新選組隊士の隼人は、仲間の裏切りによって命を落としかける。そこに偶然現れたのは、「自らに関する記憶」がない吸血種の少女・柩。隼人は「人間であることを捨ててでも復讐を果たす」ことを誓い、彼女の眷属となることを選んだ。 時を同じくして、欧米からは歴戦の英雄たちが柩を追って集結していた。彼らはそれぞれの特性を活かした“墓碑銘(エピタフ)”と呼ばれる血塗られた異能を操り、隼人と柩を追い詰める。さらに二人の前には、沖田総司やジョン・万次郎などのクセ者が次々登場し、物語は思わぬ方向に転がり始める……。隼人は復讐を果たすことができるのか? 柩はいったい何者なのか? 血沸き血踊る幕末維新奇譚、ここに開幕!!
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※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
過去を断ち切るは、血塗られし我が白刃。
日本は“吸血鬼”が支配する欧米諸国に迫られ、ついに長き鎖国の世を終わらせた。 倒幕派が勢いを増すなか、元新選組隊士の柾隼人は吸血種の少女・柩と出会い、その眷属となる。
刺客からの襲撃を辛くもしのぎ、ついに江戸入りした隼人と柩。薩長の東征が迫る江戸市中で、二人を待ち受けていたのは幕臣・勝海舟だった。 そして、彼の背後には、またもやかの風雲児の姿があり、柩は己が血脈と運命を想う。
そんななか、隼人のもとに幼馴染みの澪がふいに訪ねてきて、ある願いを伝えるのだが……。血風吹き荒ぶ幕末異能録、第二幕!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
『我らが双血の墓碑銘をここに謳おう――』。
日本は“吸血鬼”が支配する欧米諸国に迫られ、ついに長き鎖国の世を終わらせた。 倒幕派が勢いを増すなか、元新選組隊士の柾隼人は吸血種の少女・柩と出会い、その眷属となる。 『誠』の旗を掲げる集団の噂を耳にし、隼人と柩、沖田は仇敵を討つため東海道最大の要害、箱根へと向かう。 故郷で侍としての矜持を改めて胸に刻んだ隼人は、柩を護るため、かつての仲間と鎬を削る。だがそこにも、裏切り者の思惑が絡み、隼人たちはさらなる時代の激動へと巻き込まれてゆく――。 血風吹き荒ぶ幕末異能録第三弾、これにて閉幕!
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※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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