魔法使いが竜を駆逐した現代を舞台に、〈失敗作〉とされた少年・晴空が、最後の竜を看取ったことで竜眼使いとなり、竜と魔法の対立のただ中へ巻き込まれていく物語。晴空の前に現れる茉莉花や、転校生として現れる緋女乃など、竜に関わる人物たちが加わり、魔法使いの秩序と竜の眷属の在り方をめぐる戦いが広がっていく。学園を含む現代社会の中で、竜・魔法・神獣の関係が軸となり、少人数の因縁から世界規模の対立へ発展する構成になっている。続編では新たな裁定者や四名家の事情が加わり、共存をめぐる対立がさらに掘り下げられる。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 竜と魔法が対立する現代ファンタジーを読みたい人 - 学園、名家、裁定者などの制度が絡むバトルものに関心がある人 - 人外やハーフ、共存をめぐる対立構図が気になる人

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作品の魅力

  • 竜や神獣、魔法使いを軸にした異能ファンタジーで、設定の独自性が目を引く。
  • ラブコメとバトルの切り替えがあり、平和なやりとりから緊張感のある展開まで振れ幅が大きい。
  • 名家の事情、違法な道具、血筋や継承の話など、要素が多くて世界観の広がりがある。
  • 終盤に向けて伏線を回収し、勢いよく盛り上げる構成が評価されている。
  • 竜や神獣への敬意、居場所を求める感覚が作品の芯として受け取られている。

こんな人におすすめ

  • 竜・神獣・異能バトルの設定を楽しみたい人。
  • ラブコメとシリアスの両方を味わいたい人。
  • ヒロインの可愛さや主人公との関係性を重視する人。
  • 伏線回収や終盤の収束感を重視する人。
  • 多少荒削りでも勢いのある新人作品を読みたい人。

人を選ぶポイント

  • 序盤は立ち上がりがゆっくりで、入りにくさがある。
  • 要素が多く、初見では雑多で整理しづらい。
  • 主人公の言動や軸がつかみにくく、読みにくさにつながる。
  • 設定や真相の開示が唐突に感じられる場面がある。
  • シリアスもコメディも、遊びや余白が少なめで硬く見える。

テンポ・読後感

  • 前半はドタバタ寄りで軽め、後半で一気にシリアスへ寄る。
  • 平和なラブコメの空気と、絶望感のあるバトルが対照的。
  • 展開は速めだが、情報量が多くて追うのに力がいる。
  • 荒削りでも勢いがあり、読後感は熱量が残る。
  • 収束に向かう場面で盛り上がりやすい。

キャラクターへの評価

  • 茉莉花の可愛さが強く印象に残っている。
  • 主人公は魅力を感じる人と、面倒・凡庸と見る人で評価が割れている。
  • ヒロインたちとの関係性は見どころとして受け止められている。
  • 学級委員長など脇役の存在感を楽しむ声がある。
  • キャラの言い分や立ち位置が揺れるため、人物像を掴みにくい面もある。

巻一覧

絶滅危惧種の左眼竜王
2014年10月 ISBN 9784798608976
この巻のあらすじ

魔法使いが竜を駆逐し、世界の上位種として君臨する現代。魔法使いとして〈失敗作〉の烙印を押された少年・晴空は、最後の竜を看取り竜眼使いとなっていた。そんな彼の前に突然現れた少女・茉莉花――晴空を「兄さま」と呼び、最後の竜と人間のハーフだという彼女との出会いは、世界をくつがえす戦いの始まりだった!! 竜と魔法が織りなす、下克上ハイスピードバトルアクション!! 第8回HJ文庫大賞受賞作。

絶滅危惧種の左眼竜王 2 —神殺しの獣—
2015年2月 ISBN 9784798609607
この巻のあらすじ

時軸学園にやってきた転校生・緋女乃。自らを晴空の婚約者と名乗った彼女は、魔法使い四名家のひとつ、摩耶から派遣されてきた「裁定者」だった。竜の眷属が本当に危険な存在かどうか測るため、晴空につきまとう緋女乃に茉莉花は大パニック!?やがて彼女の行動は、魔法使いと人、神獣の共存を賭けた戦いへと発展し…!竜と魔法が織り成すハイスピードバトルアクション第2弾!!

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