魔術が息づくシェンティリ国を舞台に、王女シルヴィアが婚姻のために仕掛けた呪いをきっかけとして、傭兵ヴィークと行動を共にする物語。シルヴィアは隣国との婚姻を見据え、魔王と結託して「恋に落とす」呪いを自分に宿していたが、狙いとは別の相手が巻き込まれる。物語は、呪いの影響や隣国との関係、魔王の棲む森をめぐる移動を通じて進み、シルヴィアとヴィークの関係が軸になる。シリーズ全体では、呪いと婚姻、王族の立場、魔術と魔女の介入が重なり、恋愛と政治的事情が交差する構成になっている。全2巻で完結する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 眠り姫モチーフを下敷きにした、呪いと恋愛が絡む変化球ファンタジー。
- ツンデレ気味の姫と、口説きながら突き進む傭兵の掛け合いが軽妙。
- 魔王や妹姫、魔女など脇役のキャラ立ちが強く、世界観のクセが楽しい。
- 2巻での回収まで含めて、設定の詰め込みを最後に整理してくれる構成が好評。
- シュールさや意外性のある展開が、重くなりすぎない読み味につながっている。
こんな人におすすめ
- 眠り姫やおとぎ話のアレンジが好きな人。
- ツンデレ姫、口説き強めのヒーロー、変わり者の魔王を楽しみたい人。
- 呪い・魔女・古代語など、設定の細かさを味わいたい人。
- どろどろした恋愛より、軽快な冒険とロマンスを読みたい人。
- 1巻でモヤモヤしても、続巻で回収される構成を受け入れられる人。
人を選ぶポイント
- 設定が多く、展開や呪いの仕組みを追うのに少し手間がかかる。
- 文章の読みやすさは好みが分かれやすい。
- 主要人物の一部は出番や扱いが物足りなく感じられる。
- 期待したほど恋愛の修羅場や濃い対立は前面に出ない。
- 1巻時点では未解決感が残りやすく、続き前提に見える。
テンポ・読後感
- 序盤はおとぎ話の導入から入り、途中は旅と会話でテンポよく進。
- シリアスな呪いの設定がある一方で、全体の空気は軽めでシュール。
- 冒険中のやり取りや小ネタが多く、読後感はさっぱりしている。
- 1巻はやや駆け足、2巻で一気に回収してすっきりまとまる印象。
- 緊迫感よりも、勢いとキャラの掛け合いで読ませるタイプ。
キャラクターへの評価
- シルヴィアは口が悪くても芯が強く、素直さが見えるところが可愛い。
- ヴィークは呪いを抱えながらも積極的で、姫との相性が良いと受け止められている。
- 魔王は引きこもり気味でも存在感があり、変人枠として印象に残る。
- エイメリーや妹姫など、脇の女性陣にも強い印象が集まっている。
- 王子側は扱いが薄い、あるいは中途半端に感じる声が目立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
魔術が息づくシェンティリ国のシルヴィア姫。ある事情から隣国の王子と婚姻するため、魔王と結託し、”恋に落とす”呪いを自らに宿し王子を待ち伏せていた! だがその罠にかかったのは……通りすがりの傭兵・ヴィーク。しかも、なぜか7日で”首が落ちる”という別の呪いにかかってしまった!! しかたなく、ヴィークとともに魔王の棲む森に向かうが、彼が隣国のお尋ね者だとわかり――!?
この巻のあらすじ
先王の落胤だったヴィークからの求婚を受けたシルヴィア。物語は 終結(ハッピーエンド)……と思われたある夜。隣国で公務に追われているはずのヴィークが現れ、彼女の唇を強引に奪った! 「そなたの口づけが必要だ」いつもの余裕の欠片もないヴィークに驚くシルヴィアだったが、どうやら先の呪いの影響で、ヴィークは災厄の魔女エイメリーに体を乗っ取られてしまったようで――!? 愛を告げられない“呪われ姫”の想いが真実の愛を導く、感動の最終巻!
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