大学生の秋山平太は、夏休み中に突然異世界へ呼び出され、「再現」の能力を得る。言葉も通じない環境で小神エラメーラに助けられ、王都や商会、山村、戦場へと足を運ぶうちに、この世界の人間勢力、魔族、獣人、色人の関係を知っていく。輸送の仕事や誘拐騒ぎ、戦争祭の見学、魔王軍との衝突など、平太の周囲には大小さまざまな事件が続く。いったん日本へ戻った後も再び異世界へ呼び出され、前回とは異なる状況の中で仲間と行動を共にする。帰還と再召喚を挟みながら、異世界での出来事と人間関係が積み重なっていく全6巻の構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 再現使いという能力設定が目新しく、異世界召喚ものの中でも差別化を感じる。
- 俺TUEEE一辺倒ではなく、制約のある立ち回りで地に足のついた進み方をする。
- 角族や神まわりなど、世界の仕組みや今後の広がりに目が向く。
- ヒロインやキャラデザインの可愛さ、表紙・ロゴの見た目に惹かれて手に取る入口がある。
- ほのぼの寄りの空気や、穏やかな読後感を好む人には合いやすい。
こんな人におすすめ
- チート無双よりも、制限つき能力で少しずつ進む異世界ものを読みたい人。
- 派手な戦闘や怒涛の展開より、設定や世界観の積み上げを楽しみたい人。
- 召喚・帰還・異世界の仕組みなど、王道要素の組み合わせが好きな人。
- キャラの可愛さや表紙買いの満足感も重視する人。
- じわじわ続きが気になるタイプの作品を追いたい人。
人を選ぶポイント
- 地の文の説明が多く、チュートリアルや設定解説が長く感じやすい。
- 展開が淡々としていて、勢いのある盛り上がりを求めると物足りない。
- 物語の序盤は大きな事件が少なく、導入中心で進。
- 人間ドラマや感情のぶつかり合いを強く期待すると印象が薄い。
- 文章の相性が合わないと、内容以前に読みづらさが気になる。
テンポ・読後感
- 全体のテンポはゆっくりめで、派手さより説明と積み上げが前に出る。
- 雰囲気は淡々としていて、落ち着いた進行が続く。
- ほのぼの寄りの場面があり、重苦しさは強くない。
- 終盤に向けてまとまりや手応えが出る巻もあるが、基本は静かな手触り。
- 期待する方向によっては退屈、合えばじわじわ楽しめるタイプ。
キャラクターへの評価
- 主人公は無双型というより、制約の中で動く等身大寄りの印象。
- ヒロインは可愛いと受け取られやすく、ビジュアル面の好感度が高い。
- ロアルは一般人っぽさが強く、他のヒロインとの差が気になる。
- エラメーラや角族など、周辺キャラや勢力の今後に関心が集まる。
- ライバル格のキャラには、もう少し掘り下げや活躍を求める声がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
大学の夏を満喫していた秋山平太は突如非日常に放り込まれる。
瞬きするとそこは実家のキッチンではなく、見覚えのない暗い部屋。
目の前にいるのは見知らぬ老人、言葉の通じない人々。
現状を理解できない平太は、一人の少女に手をひかれて、
外へ出ると広がっていたのは日本ではないどこかの街並みだった。
「小神エラメーラ」と名乗った少女と話していくうちに、平太は現状を知る。
誘拐も同然に異世界へと連れてこられたことに怒りを抱き、
エラメーラになだめられたこともあって、
平太はこの世界で過ごすことを受け入れるのだが―――。
やがて多くの人と出会い、多くの事件に遭遇する平太の異世界譚が始まろうとしていた。
赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。
toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。
「まおゆう魔王勇者」などラノベの挿絵も多数担当している。
この巻のあらすじ
異世界に召喚され、「再現」の能力の使い手になった平太は
小神エラメーラやミレアたちの手助けもあり、
徐々に異世界での生活に慣れ始める。
ロナも薬師としての仕事に就き、それぞれが平和な日常を取り戻していた。
平太は角族に襲われた恐怖から、まだ街の外に出たくはなかったが、
いつまでも引きこもっているわけにはいかないと、
転移の能力を再現して移動できる、王都への輸送仕事を引き受ける。
エラメーラの紹介で王都の神と会い、一泊することになった平太は
王都をぶらついていると、路地裏で誘拐現場に遭遇してしまう。
なんとか誘拐犯を追い払い、話を聞くと、
襲われていた美少女はファイナンダ商店という大商店の長女だった。
お礼をしたいと言う少女・パーシェに連れられて商会に赴くのだが――。
赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。
toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。
「まおゆう魔王勇者」などラノベの挿絵も多数担当している。
この巻のあらすじ
グラースの活躍でリバーマンダーを討伐したヘイタは、
活躍を聞きつけた記者からインタビューを受ける。
そこで「戦争祭」という強さを競う大会があることを聞き、
ロナたちを誘って見学に行くことにした。
トーナメントを見て祭りを満喫していると、
ケラーノ達が意識のない少女を背負っているところに遭遇する。
魔物に襲われていたところを助けたそうで、
ヘイタ達は意識を取り戻した少女を山の村まで送り届けることになる。
村人達は少女を助けてくれたお礼をしたいと言うのだが、
ロナ達を待たせているヘイタは一人で帰ることにした。
しかし、町に帰る途中でグラースが怪しげな人影を発見して――。
赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。
toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。
「まおゆう魔王勇者」などラノベの挿絵も多数担当している。
この巻のあらすじ
バイルドが完成させた送還の魔法によって、日本へと帰った平太。
いくつかの時が流れ、日本で平和な日常を送っていた平太は、
またも突然、異世界の平原へと呼び出されてしまう。
魔族との戦闘中に乱入する形となってしまった平太は、
偶然にも人間の勢力を助けたことに礼を言われる。
ひとまず現状を把握するために、
その場にいた青年のアロンド、獣人のサフリャ、
色人のサイニーと行動を共にするのだが、どうにも話が噛み合わない。
かつて平太が暮らしていたエラメルトの街を知らないらしく、
さらには大陸の西側には、なんと魔王の拠点があると言うのだが――。
赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。
toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。
「まおゆう魔王勇者」などラノベの挿絵も多数担当している。
この巻のあらすじ
魔王討伐軍の準備が整い、精鋭との鍛錬を終えた平太たち。いよいよ大陸の平和を取り戻すと気合を入れた軍は、大陸西側の陣地から出発し、魔王の住む朽ちた都市へと進んでいく。だが、旅路の途中、角族と魔物の襲撃に遭ってしまう。
なんとか払いのけた軍は、ようやく目的地に到着する。平太によって作られた城壁を中心に陣地を作り、初日の魔物との戦闘に挑む。見事、その戦いに勝利し一行は魔王軍との戦いも必ず勝てると大いなる希望を持つのだった。
士気上がる一同。だがしかし、その希望は――――魔王によって砕かれた。
魔王の夜襲は、軍の大半の者たちに絶望を抱かせるに十分だった。圧倒的劣勢。その中にあって平太たちは魔王への戦意を失うことはなかった。武器を握り、二本の足で大地を踏みしめ、立ち向かう意思を見せたのだった。
赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。
toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。『まおゆう魔王勇者』などラノベの挿絵も多数担当している。
この巻のあらすじ
薬草採取にロアルたちと向かう平太。探索困難とされる山だったが平太はこれまでの経験から十分な成果を上げることができた。これで約束が果たせると喜びながらエラメルトに帰ったが、エラメーラから思いもよらぬ一言を聞かされる。「ミナが暗殺者に誘拐された」。平太は、ミナを助けるため王都へロナたちと向かう。小神リヒャルトの力を借りて、王に謁見し協力して暗殺者たちからミナを救出する作戦を立てる。救出実行当日、平太は諜報員たちと合流し、暗殺者たちの隠れ家となっている老舗の店に侵入するのだがーーー。「再現」の使い手となった青年の異世界での冒険もついに完結。平太の運命は?そして未来は?
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