世界でも有数の人形作家だった佐倉いろはは、右手の感覚を失って仕事を離れたあと、戦闘妖精と呼ばれる人形を用いるVRMMORPG『ドールズ・オーダー』に出会う。現実で培った人形制作の技術は仮想世界でも通用し、彼は素材集めや制作を重ねながら、自分の役割を取り戻していく。やがて熊のぬいぐるみを戦闘妖精として持つサラと、その彼女を執拗につけ狙うズィークが現れ、作ることだけを目的にしていた人形師は、対人の決闘と戦闘妖精同士の関係に向き合うことになる。シリーズ全体では、制作技術と戦闘仕様が結びついたゲーム世界の中で、手仕事、素材探索、対立、変化が一続きに組み合わさっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- MMOの育成・戦闘・バンなど、ゲーム内の手触りが懐かしく刺さる。
- 追い込まれた状況から読み進めるほど勢いが出て、一気読みしやすい。
- いろはとサラの掛け合いが軽快で、空気を和らげる。
- 挿絵や表紙の印象がよく、ビジュアル面の満足度が高い。
こんな人におすすめ
- MMO経験があり、育成や対人要素の空気感を楽しみたい人。
- 重めの導入や荒い人間関係も含めて、勢いで読める人。
- キャラクター同士のテンポのいい会話を重視する人。
- 人形や機巧、ゲーム世界の成長要素に惹かれる人。
人を選ぶポイント
- 序盤にかなりきつい場面があり、気持ちが削られやすい。
- 登場人物の言動や家族関係に強い違和感を覚える可能性がある。
- 主人公の状態が不安定で、共感しづらいと感じやすい。
- 人形師設定の活かし方や派手さに物足りなさが残る。
テンポ・読後感
- 序盤は重く、読み味も痛々しさが先に立つ。
- そこを抜けると展開が加速して、止まりにくい。
- シリアスと軽口が同居し、笑いとしんどさが交互に来る。
- ゲーム的な成長の積み上げが、全体の推進力になっている。
キャラクターへの評価
- 主人公は傷を抱えた不安定さが強く、好き嫌いが分かれやすい。
- いろはとサラは相性のよさが目立ち、会話が読みどころになる。
- ミコトは見た目の可愛さが印象に残りやすい。
- ズィークはわかりやすく嫌な役回りで、対比として機能している。
巻一覧
リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩
この巻のあらすじ
世界でも5本の指に入る人形作家の青年「佐倉いろは」は右手の感覚を失って失業するが、戦闘妖精と呼ばれる人形を舞台にしたVRMMORPG「ドールズ・オーダー」と出会う。彼が培った技術は仮想世界でも通用し、自らの存在価値を取り戻した。至高の人形作りのため、素材集めをこなしていた最中、出会ったのが、熊のぬいぐるみを戦闘妖精として持つ美少女・サラ。そして、彼女を執拗につけ狙う「ズィーク」との間に確執が生じ勝算の無い決闘を行う事となる。人形を作る事だけを目的としていた人形作家が初めて己の戦闘妖精と向かい合った時、その人形に変化が訪れ、新たな“機巧叙事詩”が紡がれるー!
リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩 2
この巻のあらすじ
コミカライズ・舞台化企画進行中!!ドールズ・バトル・ファンタジー第2幕!
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