体を壊して仕事を離れた颯太と、進路に迷って休学中のひよりが、小さな食堂『風来軒』を続けるために各地へ食材や料理の手がかりを探しに行くフード&ロードノベルです。舞台は東京から盛岡、倉敷、益子、菊川、真狩村などの各地で、土地ごとの食材や食文化が物語の手がかりになります。中心人物は、亡き父の食堂を継ごうとする颯太と、料理を通じて旅に加わるひより。物語は、店の存続と料理にまつわる人や家族の事情を結びながら進み、旅先で見つけたメニューや記憶が次の行き先につながっていきます。2冊とも同じ二人の旅を軸に、地域と料理の組み合わせを変えながら展開します。旅先の土地柄や食材の違いが、そのまま各話の手がかりになります。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 旅先の食べ物と土地の空気が強く結びつき、読んでいるだけで実際に旅している感覚がある。
- ひよりの豪快な食べっぷりと明るさが、物語全体を元気で楽しい雰囲気に引っ張る。
- 実在の店や名物が出てきて、検索したり訪ねたくなったりする楽しさがある。
- 食事を「生きるため」だけでなく、思い出や人とのつながりを思い出すきっかけとして描いている。
- ほっこりするだけでなく、言葉にしないと伝わらない関係や、前に進むことの大切さが残る。
こんな人におすすめ
- 旅ごはん、食べ物描写、食テロ系の小説が好きな人。
- ゆったりした空気の中で、やさしい読後感を味わいたい人。
- 実在の店やご当地グルメをきっかけに、次の旅行先を探したい人。
- 家族や人間関係のすれ違いを、重すぎない温度で読みたい人。
- 元気が出る話、前向きになれる話を求めている人。
人を選ぶポイント
- 展開は大きく派手ではなく、ゆるめの進行が合わないと物足りなさがある。
- 旅や食の魅力が強いぶん、物語の起伏より雰囲気重視に感じやすい。
- 登場人物の関係性や行動に、もどかしさや不器用さを覚える場面がある。
- 食欲を刺激する描写が多く、空腹時に読むとかなり危険。
- 既刊を踏まえた続き物として読むと、人物関係の変化をより楽しめる。
テンポ・読後感
- 全体はのんびり、やわらかく進む旅の空気感。
- 食事シーンが多く、読後は温かさと空腹感が残る。
- しんみりする話題があっても、最後は前向きでほっとする。
- ご当地の風景や店の描写で、観光気分が味わえる。
- じんわり心に残るタイプで、勢いより余韻が強い。
キャラクターへの評価
- ひよりは大食漢で明るく、何でも楽しむ姿が印象的。
- 颯太は落ち着いていて、ひよりを見守るやさしさがある。
- 二人の距離感は初々しく、少しずつ進む関係が気になる。
- 藤乃の歯に衣着せない言い方が強く印象に残る。
- 家族や周囲の人物も、食と旅を通じて温度のある存在として受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
"おいしい旅"を、お届けします。 元気になれるフード&ロードノベル登場!
体を壊して仕事をリタイアした颯太。とある理由から大学を休学中の、食いしん坊女子ひより。 人生迷子な二人は、亡き颯太の父が遺した小さな食堂『風来軒』で出会う。 町の人たちからとても愛されたこの食堂を存続させるため、二人は新たなメニューを探して旅に出る。 父の最期の料理はどこに? 幻の絶品コロッケの材料とは? 東京から岩手の盛岡、そして北海道は美しい羊蹄山の麓、真狩村へ。 二人が歩む"おいしい旅"。元気になれるフード&ロードノベル、登場!
この巻のあらすじ
"おいしい旅"を、どうぞあなたに。 のんびりゆったり、フード&ロードノベル。
体を壊して失職し、亡き父の食堂を継ごうとする颯太。進路に迷って休学中の、食いしん坊女子ひより。 人生迷子な二人は、新たなメニューを探すため、そして料理にまつわる"物語"を紐解くために今日も旅立つ。 没交渉だった兄弟を結ぶ懐かしの味とは? 恋する男女が悩む"うつわ"にふさわしいメニューとは? 料理のできないひよりに作れる料理はなにか……? 東京から岡山は倉敷、栃木の益子、そして静岡の菊川へ。二人が歩む"おいしい旅"。のんびりゆったり、心温まるフード&ロードノベル。
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