陰陽道の占家・四阿家の跡継ぎで、占いが当たらない男子高校生・秋人を中心に、タロットを司る少女たちが封印(キス)によって『持ち札』となり、共同生活と学園内外の騒動が重なるシリーズ。現代の学園を土台に、名門女子校、文化祭、臨海学校、テーマパーク、海外の古都へと舞台が広がり、タロット回収と『楽園化』の謎、占現の禁忌とされる『遠目』が物語を動かす。幼なじみの結夏、クラスメイトの香澄、お嬢様の籐子、真冬、アメジスティアなどが秋人の周囲に集まり、学校行事や各地の事件の中で関係が変化する。本編9巻に加え、短編集が2冊ある。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 占いの力で国を支える四阿家を背景に、散らばったタロット回収を軸に物語が進。
- 文化祭の占い喫茶、テーマパーク、水着回、ヴァレンタインなど学校イベントが各巻の見どころになる。
- 幼なじみの結夏をはじめ、複数ヒロインとの恋愛模様やドタバタがラブコメの核になる。
- 平安風の屋敷や占いの理論など、オカルトとファンタジーの設定描写に読み応えがある。
- 前半の日常コメディから後半の本筋バトルへ移る構成で、巻ごとに緩急がつく。
こんな人におすすめ
- 学園ものとハーレム・ラブコメをセットで楽しみたい読者。
- タロットや占いを題材にしたファンタジーライトノベルが好きな読者。
- イベント話やギャグ中心の読み心地を重視する読者。
- 長編クエスト形式の回収を、コメディ寄りの温度感で追える読者。
人を選ぶポイント
- タロット回収の進みが遅く、新しい伏線も増え続け、いつ終わるか不安に感じる。
- 主人公のへたれさや鈍感さが続き、成長や爽快感が足りないと感じる。
- 各巻「前半コメディ・後半本筋」の型が固定化し、本筋まで時間がかかる。
- ヒロインや味方が増えるほど、個別キャラの活躍が薄まる巻がある。
- 戦闘シーンの語り口や、恋愛面のすれ違いの処理に好みが分かれる。
テンポ・読後感
- シリーズ全体はタロット集めの長編で、中盤以降も回収ペースはゆっくり。
- 巻の大半は日常・恋愛・イベント話、後半で対立やカード回収が動き出す。
- 読み始めは軽いコメディ調で、終盤に向けて敵組織やジョーカー関連のシリアスさが増す。
- 終盤は登場人物と戦闘要素が一気に増え、情報量が多く走りがちになる。
- 達成感は主人公の力の目覚め待ちになり、焦れやもどかしさを覚える読み方もある。
キャラクターへの評価
- 四阿秋人は家系の落ちこぼれ後継者で、へたれ・鈍感さが目立ちつつ少しずつ力を開く。
- 古城結夏は幼なじみとして物語の起点に近く、秋人との心のすれ違いも描かれる。
- 香澄や美咲、籐子、祭永遠などヒロイン陣は争いや告白で感情線を広げる。
- 鬼堂真冬はライバル兼強敵として後半の対立軸になり、後に協力関係も生まれる。
- アメジスティアやジブリール、祖母の四季などが、タロット回収の案内役を担う。
巻一覧
この巻のあらすじ
男子高校生・秋人は、陰陽道の占家・四阿家の跡継ぎ。だが、その占いは 「逆に感心するほど当たらない」 と、幼なじみの結夏にバカにされるほど。そんな彼のもとへ、ある日 “楽園の在処” を占ってほしいという風変わりな依頼が舞い込む。その謎を解く鍵となるのは…… 結夏との “キス” らしい!? タロットカードを司る少女たちと支配―― キスをめぐる、学園アルカナコメディが登場!
この巻のあらすじ
勝ち気で意地っ張りな幼なじみ・結夏と、長い前髪の隙間から覗く瞳がキュートなクラスメイト・香澄。タロットを司る彼女たちに封印(キス)をして、どうにかタロットたちの 『御主人様』 に収まった秋人は、『持ち札』 となった二人と極秘の共同生活を送ることに。しかし、残りのカードが襲ってくる気配は一向になかった。そんな時、名門お嬢様女子校・聖ケーリー・イェール女学院にて不可解な “占い” が流行り始める。やがて、学院を揺るがす大騒動に発展したその中心には、十年に一人の超お嬢様・鷺宮籐子という、カリスマ美少女の影が見え隠れして……!? キスから始まる、学園アルカナラブコメディ・第2弾!
この巻のあらすじ
夏といえば海。 そして、海といえば水着! 臨海学校にやってきた秋人たちは、束の間の休息とばかりに波と戯れ大はしゃぎ。しかしその裏で、無敵のお嬢様・籐子が秋人を独り占めすべく、ビーチバレーにクルージングと恐ろしい(?)陰謀を企てていた。はたして秋人の運命は? 結夏+香澄連合軍は籐子の野望を阻止できるのか? ……そんな騒ぎもどこ吹く風と、孤高を貫く美咲がマイペースに不思議空間を展開し、メイドの志津乃さんやあの猪熊の妹まで加わって、いろんな意味で胸躍る展開に!? あれ? えーと、タロットカードは……?
この巻のあらすじ
タロットを巡る、波乱の日常にも慣れ始めた秋人。だが、相変わらず占いの腕は冴えず、『持ち札』 となったかわいい女の子たちに振り回される毎日。青少年たる秋人には、同棲スレスレの共同生活は刺激が強すぎるようで……!? そんな時に見つかった、次の封印(キス)の相手── もとい、タロットカード候補。鬼堂真冬というその人物の身辺を探るべく、探偵気分で調査に乗り出した秋人たちは、神出鬼没の真冬に翻弄される。しかしそれ以上に秋人にとって大問題だったのは、どう見ても真冬が “男” だってことで。「待て。 あいつを封印するってことは、俺、男と……!?」 絶体絶命のピンチに、どうする秋人!? 急展開の第4弾!
この巻のあらすじ
秋人が幼なじみの結夏と大ゲンカしたその夜、彼の目の前で結夏は連れ去られた。犯人は “吊された男” のタロットカード・鬼堂真冬。圧倒的な力を持つ真冬にリベンジを誓った秋人は、結夏を奪い返すべく無謀な賭けに出る。タロットによる世界の “楽園化” が進む中、起死回生を狙う彼の奇策とは? 一方囚われの結夏は、なぜか女子高生アイドル・祭永遠と仲良くお風呂に入ってたりして……!? 「あれ? ゆいたんって、男の子じゃないよね?」「胸のことは言うな! じゃなくて、こんなことしてる場合じゃないのにぃ!?」 怒濤の展開で贈る、学園アルカナ 「コメディ」…… ですよ?
この巻のあらすじ
「さあ、召し上がってくださいな、秋人様☆」 タロット初の短編集は、いきなりここから読めないこともない、ご試食可能な番外編! 麗しの籐子様にコスプレナースで介護されたり、癒し系少女・八久住さんの意外な一面が垣間見えたり、眼鏡チビっ娘・三崎のワンピパジャマが真夜中にめくれ上がったり、天然メイド・志津乃さんが繰り出した“秘技”でみんなの服が大変なことになったり、ヅカ系美少女・真冬が相変わらず男に間違われてキレまくりだったり……。本編よりもラブコメ成分大増量、肌色満載の全五話でお届け!
この巻のあらすじ
秋人たちの大事な仲間ジブリール。その陽気な式神に異変が起きた。創造主である四阿四季亡き今、彼女が込めた“気”を使い果たし『寿命』を迎えつつあるのだ。そんなジブリールを連れ秋人たちはヨーロッパへ。“四季の守り手だった志摩桜ならきっとなんとかしてくれる”、それだけを頼りに最後のチャンスに賭けたのだが、「な、なにがどうして、こんなことに……!?」 中世の面影を残す古都に乱舞する、水遊びとかネコミミコスプレとか手枷プレイとか!? 遠い異国でもあられもない姿で肌色な大活躍をするタロットたちに、秋人は本来の目的を忘れそうです!? キスから始まる学園アルカナコメディ、ついに世界へ!
この巻のあらすじ
二学期。ついにタロットの美少女たちが待ちに待った文化祭が始まった。『占い喫茶』という怪しげな催し物で最優秀賞を狙う秋人のクラスは、マスコットキャラのアヒル三崎や辣腕委員長・結夏の采配、籐子様の財力、そして禁断の魔女っ子コスプレで勝負に出る!! ……のだが、「あれ? お、俺の出番は? 占い喫茶なのに占い禁止!?」 一人アイデンティティの危機を覚える秋人をよそに、優勝候補のはずの占い喫茶に大波乱の展開が!? 喫茶の運命やいかに! 八久住さんとの『約束』はどうなる? 肌色成分満載でお届けする第7弾です!
この巻のあらすじ
クラス旅行で近未来テーマパーク『ワールドアヴァロン』にやってきた秋人たち。最先端のCG技術と、様々な趣向をこらしたアトラクションに大興奮……のはずがタロット少女たちは、香澄の告白に対して秋人がした返事の内容が気になって仕方がなく──。ついにはアメジスティアまで参戦し、テーマパークを舞台に秋人を求めたカゲキな追いかけっこがスタート! もちろん、それで何も起こらないわけがないわけでして♪ そんな中、真冬は秋人のいない四阿(あずまや)本家へと侵入。禁忌(タブー)とされる占現の力“遠目”の秘密を探ろうとしていた──。タロット少女たちとの関係と、占現の秘密。どちらも急展開の第8巻!
この巻のあらすじ
冬休み。あまり乗り気でない秋人を尻目に大盛り上がりのタロット少女たち。夏からずっと他のタロットが起こす事件に振り回されていたこともあり、ハメをはずそうとみんなではしゃぎまくり! クリスマスにみんなでミニスカサンタになってみたり、アメジスティアを巻き込んで、皆で晴れ着になって初詣をしたり、冬の旅館の温泉でドキドキ&謎のコスプレすごろく対決をやったり……!? ちょっと無防備な少女たちの冬休みを堪能できる、春のように桃色ピンクな短編集をお贈りします♪
すべての巻を見る(全12巻)
この巻のあらすじ
バレンタインデー到来! 秋人への様々な想いを抱きながら、チョコ作りに精を出すタロット少女たち。しかしその矢先、近隣のチョコ売り場が何者かによって襲撃される事件が起こる。嫉妬深いタロット“恋人”の仕業であると考えた秋人たちは、彼女を捕らえるために動き始める。残るタロットは少ない。“楽園の占現”を巡る戦いも終幕まであとわずか。意気込む一行だったが、待ち受けていたのは── かつてない 「最凶の敵」 だった!? 相変わらずのちょっとえっちなドタバタを繰り返しつつも、物語は佳境へ……!
この巻のあらすじ
ついに姿を表した黒幕・ジョーカーは、アメジスティアを誘拐しその姿をくらました。それを追う秋人たちは真冬チームを味方につけ、アメジスティア奪還、そして同じくジョーカーを脅威と感じ別行動している 『世界』 のカードたちを守るために動き出す。お約束の占いトラブルがありつつも、たどり着いたのは極寒の東欧。移動の最中タロット少女たちは戦いへの決意と、戦いが終わってからのことを語らうのだったが── 事態は予想だにしない方向に進み!? 学園アルカナラブコメディ、堂々の完結編!!
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