東京都江戸川区の経営コンサルタント・江副和彦が、自宅の庭に現れた地下空間をきっかけに、世界各地へ出現するダンジョンの攻略に乗り出すシリーズ。ダンジョンは666個、10年以内に全攻略できなければ世界滅亡という条件が示され、日本政府は民間人冒険者登用制度を導入する。江副は仲間を集めてダンジョン攻略専門企業を立ち上げ、国内外の攻略や各国の対策、ダンジョンを生み出した存在の手がかりを追う。物語は日本を起点に、政府・軍・宗教組織・各国の思惑が交差する国際的な展開へ広がっていく。4巻では海外攻略や十字軍、魔王ジョーカーをめぐる動きが前面に出る。世界規模のダンジョン対策と企業活動が並行する構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 現代にダンジョンが出現したらどうなるかを、税金・利権・政府対応まで含めて組み立てた世界観。
- レベルで強くなるより、鍛錬や検証の積み重ねで攻略していく理詰めの展開。
- 中年主人公の実務感覚やPDCA的な動きが、攻略の説得力と安心感につながっている。
- ダンジョン攻略だけでなく、政治・経済・宗教・国際情勢へ話が広がっていくスケール感。
- 仲間や新戦力の合流、組織が大きくなっていく過程にワクワク感がある。
こんな人におすすめ
- 現代ダンジョンものでも、リアル志向や社会制度の描写を重視したい人。
- チート感よりも、理屈で詰めていく攻略や検証型の物語が好きな人。
- 中年主人公、社会人主人公の落ち着いた活躍を読みたい人。
- 世界情勢や国家間の動きまで含めた広がりのある展開を楽しみたい人。
- 軽いノリより、硬派でストイックな空気の作品を求める人。
人を選ぶポイント
- 作品全体はかなり硬めで、軽快なテンポやゆるい雰囲気を期待すると印象が違う。
- 微エロやサービス的な要素が少し入り、そこだけ浮いて感じる場合がある。
- スキル名を並べるタイプの派手なゲーム的演出は少なく、好みが分かれる。
- ダンジョン攻略以外に政治や利権の話が多く、純粋な冒険譚を求めると重く感じる。
- 展開が広がるぶん、序盤は準備や状況整理が多めに映る。
テンポ・読後感
- 立ち上がりは状況説明と世界設定の組み立てが中心で、じわじわ熱を上げていく。
- 主人公の検証と判断がテンポを作り、派手さより手堅さが前に出る。
- ダンジョン攻略が進むほど、物語の重心が世界規模の動きへ移っていく。
- 緊張感は強めだが、仲間の存在がところどころで空気を和らげる。
- 全体として、軽快さよりも緊迫感とリアリティを優先した読み味。
キャラクターへの評価
- 主人公は理論派で、感覚頼みを潰していく姿勢が頼もしい。
- アラフォーの社会人らしい落ち着きと実務能力が目立つ。
- 仲間たちは個性が立っていて、堅い作品の中で良い緩衝材になっている。
- 新しく集まる戦力や組織の面々の合流シーンに見どころがある。
- 敵対する人物や勢力との駆け引きも、単純な力押しではない面白さがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
全てのダンジョンを駆逐する! 迷宮は666個、期限は10年。できなければーー世界滅亡。
東京都江戸川区で経営コンサルティング業を営む江副和彦(えぞえかずひこ)は、自宅の庭に奇妙な地下空間が出現していることに気づく。 そしてその地下空間ーー最初のダンジョン『深淵(アビス)』に踏み入ったことで、この世界の「ダンジョン・システム」が起動。 突如現れ江副の下僕を名乗る謎の美女・朱音(あかね)から、衝撃的な事実を聞かされる。 「今後、世界666ヶ所にダンジョンが出現し、10年以内に全ダンジョンが攻略されないと『魔物大氾濫(モンスタースタンピード)』によって世界は滅亡するーー」 。この事実を知った江副は滅亡を防ぐため、ダンジョン攻略を決意するのだった。 やがて世界各地にダンジョンが出現し始め、各国政府もダンジョン対策に乗り出す。 ダンジョンの恩恵を知った日本政府は、いち早く民間人冒険者登用制度を導入し、試験運用を開始。 江副は試験を受けると同時に、見込みのある仲間を集めてダンジョン攻略専門企業「株式会社ダンジョン・バスターズ」を設立するが……!? 圧倒的リアリティで贈るダンジョン攻略譚、開幕!
この巻のあらすじ
未知の脅威(ダンジョン)に震撼する各国ーー 世界をリードするのは、日本政府!?
自宅の庭に出現したダンジョンに踏み入ったことで、「ダンジョン群発現象」の引き金を引いてしまった江副和彦。 彼は「魔物大氾濫」による世界滅亡を阻止するため設立した「株式会社ダンジョン・バスターズ」の仲間と共に、札幌ダンジョンの討伐を成し遂げる。 人類初のダンジョン討伐ーーその偉業の裏で、江副達はダンジョン最下層で発見したレリーフからダンジョンを生み出した何者かの存在を確信し、今後の方針を定めていくのだった。 日本政府が江副達と共にいち早くダンジョン対策を進める一方で、相次ぐダンジョンの出現が各国に防衛方針の選択を迫る。 合衆国は自国防衛を優先して他国に派遣していた軍を呼び戻し、中華最盛期を目論む共産国は対日政策に頭を悩ませる。 世界はダンジョンを中心に、その形を大きく変えつつあった……。 圧倒的リアリティで贈るダンジョン攻略譚、混沌が胎動する第2巻!
この巻のあらすじ
破滅への期限が悪意に暴かれる。 最悪の討伐者ーー魔王出現!
自宅の庭に出現したダンジョンに踏み入ったことで、「ダンジョン群発現象」の引き金を引いてしまった江副和彦。 彼は「魔物大氾濫」による世界滅亡を阻止すべく「株式会社ダンジョン・バスターズ」を設立し、仲間達と共に初のダンジョン討伐を成し遂げた。 そんなダンジョン・バスターズに、バチカン教国からカソリック教徒によるダンジョン討伐チーム「十字軍」の育成依頼が届く。 十字軍メンバーは個性的な若者揃いだったが、江副は厳しく鍛え上げていくのだった。 ダンジョン対策で日本が世界を牽引する一方で、ガメリカ合衆国は孤立を深め、大東亜人民共産国は反日政策を捨てる決断を下す。 世界が大きく変わっていく中、南米のベニスエラ共和国で魔物の大群による暴動が発生。 それを引き起こしたのは、もう一人の討伐者ーー「魔王ジョーカー」を名乗る男だった……! 圧倒的リアリティで贈るダンジョン攻略譚、世界に激震が走る第3巻!
この巻のあらすじ
各国の思惑が絡み合う中、十字軍と魔王軍が激突する!
自宅の庭に出現したダンジョンに踏み入ったことで、「ダンジョン群発現象」の引き金を引いてしまった江副和彦。 彼は「魔物大氾濫」阻止のために設立した「株式会社ダンジョン・バスターズ」の仲間達に支えられながら、日本国内のダンジョン攻略を着実に進めていた。 そして新たな討伐チームの台頭に警察庁内の犯罪冒険者対策本部設立と、ダンジョンを取り巻く情勢が動き続ける中、ダンジョン・バスターズ初となる海外のダンジョン攻略が決定するのだった。 一方、ベニスエラ共和国でクーデターを起こした「魔王ジョーカー」は、その魔の手を隣国へと伸ばそうとしていた。 強力な魔物の軍勢を使役する「魔王軍」を相手に、各国軍隊の近代兵器では歯が立たない。 そんな「魔王軍」の侵攻を止めるため、ブレージルの要請を受けたバチカンから「十字軍」が派遣されることになるが……!? 圧倒的リアリティで贈るダンジョン攻略譚、混迷を極める第4巻!
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