オーク英雄物語
- 著者
- 理不尽な孫の手
- イラスト
- 朝凪
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2020-2026
- 巻数
- 8巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
十二の種族が争う大戦で戦果を挙げ、『英雄』と呼ばれたオークのバッシュが、種族の誇りと自分だけが抱えていた秘密のために旅へ出るシリーズ。舞台はエルフ、ドワーフ、ビースト、サキュバス、デーモン、フェアリーなど複数種族が国を持つ大陸で、各地の婚姻事情や武芸大会、王族の都合、精霊や魔女の力が物語を動かす。中心はバッシュが花嫁を探し、戦いや交渉を重ねながら各国の事情に関わっていく流れで、旅の広がりと異種族間のやり取りが軸になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- オーク主人公なのに転生やチート頼みではなく、武人としての強さと誇りで押し切る骨太さがある。
- 勘違い、忖度、すれ違いが連鎖して、シリアス寄りの設定をコメディとして読ませる。
- 種族ごとの文化や戦後の事情が丁寧に組まれていて、世界観の納得感が強い。
- 敵味方ともにキャラが立っていて、ヒロイン候補や脇役まで印象に残りやすい。
- 文章や展開が読みやすく、Web版より洗練された印象を受ける。
こんな人におすすめ
- 勘違い系コメディと英雄譚の両方を楽しみたい人。
- オークや異種族ファンタジーの設定を、軽さと厚みの両方で味わいたい人。
- 露骨なエロよりも、含みのある婚活・嫁探しネタを面白がれる人。
- 戦後世界の政治や種族間の関係性に興味がある人。
- キャラの掛け合いと、テンポのいい旅物語が好きな人。
人を選ぶポイント
- 作品の核は勘違い前提なので、真っ直ぐな恋愛進行を期待すると肩透かしになりやすい。
- オークやサキュバスなど、題材のワードはかなり刺激的だが、内容は想像よりコメディ寄り。
- 主人公の目的は一貫していても、周囲の解釈で話が進むため、じれったさがある。
- 巻ごとに訪れる種族やヒロイン候補が変わるので、特定キャラとの関係だけを追いたい人には落ち着かない。
- 物語の先が見える安心感はある一方、意外性重視の人には予定調和に映る場面もある。
テンポ・読後感
- 勢いよく進むが、地の文や会話で状況整理が入り、全体はかなり読みやすい。
- コメディの軽さと、英雄譚らしい熱さが同居している。
- すれ違いの積み重ねで笑わせつつ、戦いや世直しの場面ではしっかり締まる。
- 巻を追っても基本の型が崩れにくく、安心して読める反面、反復感も出やすい。
- 旅先ごとの色がはっきりしていて、各巻で雰囲気の変化を楽しめる。
キャラクターへの評価
- バッシュは無骨で高潔、なのに恋愛面では不器用で、そこが強い魅力になっている。
- 「オークだから」で片づけられる疎外感が、主人公の立ち位置に説得力を与えている。
- フェアリーのゼルはお調子者として場を回し、相棒としての存在感がある。
- ヒロイン候補は可愛いだけでなく、種族ごとの事情や癖が強くて印象に残る。
- 敵役や脇役にも背景があり、単なる当て馬や悪役で終わらない厚みがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
十二の種族による大きな戦争で、多大なる戦果を挙げ『英雄』の称号を得たバッシュ。全オークから尊敬されるバッシュは旅に出る。種族の誇りと名誉のため、そして誰にも言えなかった秘密『童貞』を捨てるために……。
この巻のあらすじ
『大切なもの(童貞)』を捨てるため、旅をするオークの英雄バッシュはエルフの国を訪れ、衝撃の事実を知る。「異種族との結婚がブームらしいっす!」英雄は千載一遇のチャンスを掴むことができるのか……。
この巻のあらすじ
「あたしの闘士になってくれ!」
オークの英雄バッシュは訪れたドワーフの国で、ドワーフの少女プリメラからプロポーズ(?)を受ける。勘違いであることがわかり、一度は話を断るも彼女が参加しようとしていた『武神具祭』で優勝すれば、あらゆる望みが叶うことを知りーー 「女を手っ取り早く手に入れたいってワケか……」 鍛冶師プリメラの闘士となることを決意する。 「あんたは馬鹿力で、剣の腕も大したことない」 「……間違ってはいない」 バッシュのことを知らないプリメラの心配をよそに、英雄は武を示し、当然の如く大会を勝ち上がっていく!
この巻のあらすじ
(戦が始まる前に勝利を確信することは幾度となくあったが……)
第三王女の結婚が間近に迫るビーストの国で、第五王女のシルヴィアーナから一目惚れされるオークの英雄バッシュ。 敬愛していた勇者レトを殺した張本人のバッシュへ積極的に迫ってくるシルヴィアーナだが……。 ビースト族の必勝モテマニュアル(雑誌)を手にした英雄に隙はなく。 「デートだ」 「いけずなお方……私は食後のデザートということなのですね?」 順調に逢瀬を重ねていきーー。 愛と平和の使者、エルフの大魔導、サキュバスの軍人も入り交じり権謀術数が渦巻く中、英雄は闇を晴らすことができるのか!
この巻のあらすじ
花嫁候補を求めデーモンの国を目指すバッシュだったが、『水の精霊』の願いを聞き、オーガ族の兄妹ルドとルカを助ける。 「オレを、あなたの弟子にしてください!」 母である大闘士ルラルラを殺され、仇を討つため旅をするルドとルカに懇願され、英雄は初めての弟子を取ることに! 弟子になったルドを鍛えながら仇を追いかけ、バッシュたちはサキュバスの国へ立ち寄る。 「食堂に興味はおありですか?」 「無いと言えば嘘になるな……」 女王の提案により、サキュバスの食事を見学することになりーー。 『大切なもの』を英雄は守り抜けるのか!
この巻のあらすじ
「紹介しようではないか。なんなら嫁にでもするか?」 デーモンの国でバッシュは、デーモン族の長シーケンスからドラゴン討伐隊の生き残りを嫁にする許可を得て、救出のためドラゴンの巣へと向かうことに。 『オーク英雄』と『ドラゴン』--ヴァストニア大陸で最強の二匹が相対する! 伝説となる激戦の中、バッシュは討伐隊の生き残りらしきデーモン女を保護するのだが……。 「たすけて。ころさないで」 怯えきるデーモン女を安心させ、惚れさせるべく、バッシュは語り始めるーー。かつてドラゴンを殺し、『英雄』と呼ばれることになった戦争を。
この巻のあらすじ
国を巡り、様々な種族の美女にプロポーズしたバッシュは初心に立ち返り、ヒューマンの女を嫁にするため、ヒューマンの飛び地へ向かう。その道中、『英雄』は『賢者』と出会い……。 「私はあなたに、私の知りうる限りの知識を授けましょう」 女を口説き落とし、妻と子供を手にしたオークメイジに弟子入りしたバッシュは、人生初めての師から知を授かりーー。 デーモン王復活の鍵となる最後の一つが保管されたブラックヘッド領で、再会したナザール、サンダーソニア、ジュディスらが緊張状態で見守る中、『英雄』は動き出す。 「お前と話せてよかった……ところで部屋を取ってあるんだが」そう、ナンパに!
この巻のあらすじ
「で、あんたは何になりたいんだい?」 「やっぱヒューマンっすね! オークの嫁と言えばヒューマンっす!」 フェアリーの国で、ゼルは賢者の知り合いの魔女からバッシュの嫁になれる魔法を教えてもらうことに。見事魔法を習得し、バッシュ好みのヒューマンの姿になったゼルだが……。 「旦那……あの、オレ、オレっち、む、無理っす」 興奮したバッシュを前に逃げ出してしまう。しかし英雄は折れない。これまでの旅で得た全てを以て戦友に寄り添い、口説き始める! 時同じく、復活したデーモン王ゲディグズもフェアリーの国を訪れていて……。英雄に迫る希望と絶望の刻。
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